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2006年01月06日

稲垣金田一第3弾『女王蜂』

 稲垣吾郎の金田一耕介シリーズ第3弾『女王蜂』の放送がありましたが、過去に放送された『犬神家の一族』、『八つ墓村』と違って、私は『女王蜂』は原作を読んでないので、話の内容に先入観がありませんでした。横溝先生の金田一シリーズの中ではそんなメジャーな方ではないと思うけど、愛憎劇が露骨なので映像化はかなりされている作品らしいけどね。

 そんな先入観無しの状況で観ましたが、冒頭から30分くらいは微妙に退屈でした。最初の殺人事件が起きるまでかなり淡々とした感じで進んでいましたからね。ただ、中盤以降はさすがというか、気が付いたら真剣になって観ていました。真犯人が予想した人と違っていたので、個人的には意外な展開でしたね。それにこれまでの3作品の中で、一番切ない感じだったなぁ。今までは事件の全容を犯人に突き付ける金田一だったけど、今回は犯人というか事件の鍵を握る人物の気持ちを汲んだのが良かった。
 しかし、稲垣金田一はどんどんコミカル化して行っているいたような…(笑)。もちろん終盤での謎解きシーンではシリアスでしたが、塩見さん演じる警部との絡みは9割がたコントのような感じだった。吾郎ちゃんや塩見さんもわざとコントっぽくしていたよね。だって、あの「奈落」での塩見さんの行動はツボに入っちゃったよ。小日向さん演じる横溝先生も相変わらず癒し系だし、シリーズのレギュラー陣はコミカル&癒し系担当なんでしょうか(笑)。全体的にコミカルなシーンも散りばめられていたし、オドロオドロしい雰囲気というよりも娯楽性を狙った金田一作品という印象を受けました。オドロオドロしい雰囲気の金田一は、歴代金田一で既にやっていることなので、新たな解釈と演出だったんだろうなぁ。その辺がこだわり派の星護監督らしいや。
 3シリーズの中では『八つ墓村』が一番好きだけど、この『女王蜂』もなんだかんだ言って見入っちゃったからなぁ。内容的には面白かったよ。

 それにしても、ミッチーこと及川氏はオイシイ役だったなぁ。ミッチーといい、ヒロイン役の栗山千明さんといい、昭和初期時代の雰囲気が似合う古風か顔立ちだよね。あと、高橋さんはさすがの存在感だったなぁ。吾郎ちゃんと高橋さんが並んだシーンを観て、思わず『笑の大学』が観たくなってしまったわ。
posted by ななんぼ at 23:57 | Comment(7) | TrackBack(9) | SMAP-Goro
この記事へのコメント

TBありがとうございました!
私は過去二回分は見ていないのですが、八墓村も面白かったのですね。
見逃したのが悔しいです…!
物語解釈の仕方、建物の雰囲気などはやはり星護演出の影がありましたね。

こちらからもまたTBさせてください。
Posted by マレ at 2006年01月07日 00:58
「女王蜂」リアルで見てました。
以前石坂金田一での作品を見ていましたが
演出のアプローチが違うとこうも違う作品に
見えるという事も新鮮でしたね。
石坂金田一はどこか純和風な感じ、今回の
吾郎ちゃん金田一は和風にハイカラなテイストを
加えたというところですかね。
それと吾郎ちゃんの金田一もコミカルさも多くなりましたが、               着実に板に付いてきているのが解りますね。

あと個人的には塩見さんと小日向さんの初対面シーン
はツボでしたね。
でも昨夜の古畑を見ているので小日向さんを見ると
どうしても「鬼警部ブルガリ三四郎」を思い出し
てしまい笑えてしまいました。
あと石坂金田一では等々力警部が金田一と初対面
する事件なのです。

ところで今回は「獄門島」も候補に挙がっていたそうですが、               次回は何が来るのでしょうね。
自分的には「獄門島」か「悪魔の手毬歌」「悪魔が来たりて笛を吹く」           この3作品をして欲しいですね。

Posted by カイル at 2006年01月07日 00:58
トラバ、ありがとうございます。
エリトリ内の「娯楽性を狙った金田一作品」って言葉に、共感しましたよ。
金田一さんの物って、どうしてもホラーみたいな雰囲気作りになってしまいがちだものね。
映画の「金田一耕助の冒険」みたいなコミカルなものも好きなので、今回のドラマは、その中間みたいな感覚でおもしろかったなぁ。
わたしからもトラバしますね。
って、そんな大したエントリ書いていないのだけど(^^ゞ
Posted by ゆずみお at 2006年01月07日 10:55
TB、ありがとうございます。コミカルな中にシリアスを入れていくのが吾郎ちゃんの金田一スタイルになっていくんでしょうね。星監督の映像もさすが!というかんじでした。次回も星監督でお願いしたいと思いました。
Posted by みい at 2006年01月08日 19:42
>マレsan コメントありがとうございます。
稲垣金田一のシリーズの中では「八つ墓村」が一番好きです。でも、今回の「女王蜂」も独特の雰囲気があって良かったですよね。

>カイルsan コメントありがとうございます。
私は「女王蜂」は他の方の金田一でも見たことがなかったので本当に新鮮でした。なんか今回のが一番原作に近いストーリーらしいですね。まぁ、コミカルテイストが強いのは、このシリーズだけみたいですけど(笑)。のほほんとした金田一が板に付いてきた吾郎ちゃんの存在も良かったです。

そうそう。小日向さんと言えば前日の「古畑〜」で「ブルガリ三四郎」でしたもんね。黄色のコートを着せたくなりましたよ。

私も当初は「次は『獄門島』らしい』と聞いていたので、「女王蜂」は意外でした。次こそは「獄門島」かな?それとも「悪魔の手毬歌」か?

>ゆずみおsan コメントありがとうございます。
他の金田一シリーズに比べて、コミカルなシーンが凄く多いですからね。ホラーテイストの金田一は過去にいくつも作られているから、独自路線を狙っている感じがします。
映画「金田一耕助の冒険」て観たことないんですけど、コミカルなんですか!今度見てみようかな。

>みいsan コメントありがとうございます。
そう!コミカルとシリアスのバランスが面白いし、何より星監督だけあって映像美に拘ってましたよね。次回作も是非やって欲しいです。
Posted by ななんぼ at 2006年01月10日 01:02
こんにちは。
「女王蜂」はけっこう楽しめました。
石坂浩二の作品よりもこちらのが、原作に誓い設定です。月琴島ですし(これはCGのおかげですが)、歌舞伎座でのシーンもありましたし、智子は原作に近いイメージです。男を迷わす魔性の女ですから。
コメディ色はある程度おもしろいと思います。
ただ、私は「八つ墓村」は途中からハチャメチャでついて行けませんでした。
Posted by イエローストーン at 2006年10月15日 16:50
>イエローストーンsan コメントありがとうございます。

石坂版の『女王蜂』は未見なのですが、稲垣版の方が原作に近いんですか。栗山千明さんのミステリアスな雰囲気は本当にハマリ役でしたよね。
私は金田一シリーズの原作に馴染みが薄いので、稲垣版の『八つ墓村』はOKだったんですが、やはり後半の展開はかなり暴走していましたよね(^_^;;

でも、また稲垣版で新作見たいなぁ。
Posted by ななんぼ@管理人 at 2006年10月17日 00:02
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